So-net無料ブログ作成

阿部首相辞任は、しかし参る [社会っぽい]

 まさか辞めてしまうとは、思いもよらなかった。
 いくらなんでもこんなに線が細かったのか、とちょっとがっかりもした、これほど弱い印象の首相は、リモコン内閣と呼ばれ、政治改革に”重大な決意”を表明して臨みながら、総辞職の道をとった海部元首相くらいしか思い浮かばない。ふてぶてしさが感じられないという感じは、誠実さの裏返しと感じられなくもなくはある。

 小泉内閣以来の構造改革路線を支えていたのは世論の支持のみであったから、ある意味世論の支持を失った段階で小泉改革を継承すべき安部政権は終わらざるを得なかったのかもしれない。

 しかしそれにしてもこれは参る、ある意味困る。内閣改造で派閥の実力者が閣内に入った。優勢民営化反対議員が復帰してきた。旧来の自民党の復活を示すサインは枚挙に暇がない。その先にあるのは財源を省みないかのようなバラマキ行政の復活だ。
 対する民主党はもっとやばくなってしまっていて、もう民主党を改革政党と信じる有権者はまずいまい。
 もうバラマキ復活は止めようがない感がある。

 ひとつ心配なのは、これで政治改革がふっとぶかもしれないという予感がする。実は首相を止めざるを得ない真の理由というか、踏んでしまったトラの尾は政治資金改革だったかもしれない気もする。あれに強い意欲を見せたことが、結局自民党実力者の不評を招いたのではないだろうか。結局党の激しい抵抗で今国会での提案は見送られていつもの先延ばしになっているし。今回これだけの状況で抜本的に改革できないようだし、少なくとも自民党政権では永遠に解決すまい、と思える。一票の格差是正とともに、自分たちのことは全然自己解決能力がない。

 構造改革・行財政改革は終わったかもしれない。政治改革もどさくさにまぎれて葬られるか換骨奪胎されるかもしれない。「阿部首相ではできないのでは」、と思ってきたが、谷垣さんを除けば(谷垣さんも政治力的にはできる感じがしないが)、他の人ではもっとできそうもない。なんかもっともひどいことになってきたような。
 あ~、なんかもうとんでもなく憂鬱になってきた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。